アヲイ報◆愚痴とか落語とか小説とか。

創作に許しを求める私の瓦斯抜きブログ

2016-01-01から1年間の記事一覧

【さっさと】自分の2016年を振り返ってみる

2016年もそろそろおしまいです。 振り返るにはちょっと早いかもしれませんけど、もうさっさと幕を下ろしちゃいましょう。いまさら何かを企てたって疲れるだけだから、あとはじっとしているつもりです。クリスマスイブも、クリスマスも、大晦日も、欲を抱かず…

無責任落語録(25)「湯屋番」

早いもので12月である。去年の今ごろもそうだったが、年の瀬は焦る気持ちが募る。 「今年一体何が残せたっけ?」 人生の時間には限りがある。焦れるのは、日頃から何かと挑んでいる証拠だ。「あれもしたいこれもしたい」と思うから、時間が早く過ぎる気がす…

ダラダラ宣言

最近は仕事が多くて、あまり【自分の活動】ができていない感じです。 自分の活動といっても、趣味で物を書くくらいで、それだってせいぜいこのブログくらいのものです。 まあ、仕事の有るのは有り難いこと。けど、ちょっとキツイかなってくらい、ある(貯め…

無責任落語録(24)「三代三遊亭金馬」

普段、生身の人間と話す機会がほとんどない。そんな状況で日々動画共有サイトなどの落語ばかり視聴しているから、私の耳に入ってくる人間の声は9割9分は落語家の声である。それもほとんど鬼籍の人。おまけに、こういうブログを誰が読むともなく、金になる…

アヲイ、あだちしんご氏と九州を一周するの巻。

お互いに時間だけはたっぷりあるので、ちょっと何かしようと、私の軽自動車で九州一周をすることになった。二人ともそろそろいい年なので、まだ「若い」と言えるうちに大学生みたいなことをやっておこうという、ま、遊びだ。ドライブのでっかいやつ。秋で気…

無責任落語録(23)「めけせけ」

読書の秋だというのに、KDPにまつわるあれこれを眺めていると、混沌としている。講〇社が抗議文みたいなメッセージを掲出して引き揚げたのをはじめ、読み放題の失策をあげつらう噂話が方々で聞かれる。読み放題以外にも、最近はアカウント画面の反映が遅…

無責任落語録(22)「五代立川談志」

無責任姉妹3・4の無料期間終了しました(9/8~9/17)。ダウンロードされた方、ありがとうございます。今のところ何の反応もありません。「タダとはいえ貴重な時間をドブに捨てた」とか「なんかもう中身が無責任だ」とか思った方もいるかもしれません。怒り…

無責任落語録(21)「搗屋幸兵衛」

9月10日現在、アマゾンキンドルにて無責任姉妹3と4の無料キャンペーンをやっています。厳密にはプライスマッチだけど。 無料ということは、タダということです。 ぜひDLしてください。もうね、読んでもらった方がね(どうせ売れないからね)、浮かばれま…

はたらくということ。

何様 人間はおぎゃあと生まれてすぐはまるで何もできず、親の助けがなくては死んでしまう。その後は学校に通ったりしてひと通り成長するが、いざ社会に出るとなると、これまたどうしようもない。むろん、学生のうちにスポーツや芸術関係で頭角をあらわしてい…

無責任落語録(20)「二代三遊亭円歌」

いつもタイミングが悪い。 横断歩道に近寄れば赤になるし、バスも電車(路面)もすんでのところで走り去る。これはもうお祓いをしないといけないのじゃないかと思うくらい、タイミングが悪い。 最近一番タイミングが悪かったのはキンドルアンリミテッドだ。 …

実録|海に辿り着けなかった。

今日は天気がいいし仕事もあんまりやりたくないので、ちょっとドライブでもしようとお昼過ぎに家を出たのでした。無論、独りである。 これがそもそもの間違いだった。 行こうと思ったのは鹿児島県薩摩半島の南端、坊津。海がすっごく綺麗だ。丸木浜というと…

無責任落語録(19)「饅頭こわい」

フリーの文章書きというのはきわめて孤独な商売である。私の場合お客に会うことすら無いので、二、三日誰にも会わないなんてことがザラにある。しかも文筆というのは、窓ふきや雑巾がけと違って、延々続けることができない。書けない時は全然書けないし、書…

無責任落語録(18)「五代古今亭志ん生」

最近カタいから少し柔らかめに書きます。 私が愛読している「名跡問答(立川談志)」によると、 昔の芸人てのはあまり芸談をしなかった。それどころかそういうことを言うのは野暮というか、褒められることではなかった。 うむ。たしかに昔の噺家の本を紐解い…

発売日決定★無責任姉妹4情報|自ツイートより

やっと漕ぎつけました。 学園コメディ無責任姉妹4孤高少女の放心|奇譚・鮨とか博奕とか恋慕とか。【後篇】は8月21日にリリースします。その前に無責任姉妹3(https://t.co/tHOY5MIp98)の読了をお忘れなく^^#電子書籍 #kindle pic.twitter.com/cDcd7hof…

夏這う

七月が終わる。八月が来る。何回と繰り返された来たことだけれども、同じ夏は一つと無い。 去年の夏は記憶に無い。今年の夏は、ただ、暑い。来年の夏は、来るんだろう。 追いかける夏を過ごすのは、もう難しくなってきた。

無責任落語録(17)「てれすこ」

本日7/28【学園コメディ無責任姉妹3機械少年の憂鬱】が発刊された。約一年二か月ぶりの新刊である。新刊の頒布に際し、秘策があるわけでは無い。先だって動画をつくったりしたのも気まぐれである。まあ、本も動画も、見て下さった方が喜んでくれればと願う…

無責任姉妹の15秒イメージCMをつくってみた。

動画をつくったのです。 小学生の頃、夏休みの自由課題といったら、昆虫の標本作りや史跡めぐりがメインだったが、いまならば動画制作なんてのも、なかなか歯ごたえがある気がする。でも、ソフトだパソコンだと、いろいろ道具が要るから、やや難儀かなぁ。 A…

セルパブ夏の100冊★電子書籍網羅本に載りました

【セルフパブリッシング夏の100冊】という企画にお声を掛けていただいて掲載していただいた。本当に光栄でうれしく、落ち着かない感じ。ありがとうございます。 natsu100-2016.tumblr.com お話をいただいた時は、想像力の拙さから「100個ダラァッと並ぶだけ…

無責任落語録(16)「三代春風亭柳好」

<学園コメディ無責任姉妹3:機械少年の憂鬱|奇譚・鮨とか博奕とか恋慕とか。【前篇】>の発売日が決まり、Kindle版の予約が開始されている。Kobo、BWも販売画面が出現し、とりあえず一段落、ホッとしている。 学園コメディ 無責任姉妹 3: 機械少年の憂鬱…

発売日決定★無責任姉妹3情報|自ツイートより

「学園コメディ無責任姉妹3機械少年の憂鬱」は7月28日、7月28日に発売決定しました。7月28日、7月28日です。7月28日、7月28日ですよ。7月28日、7月28日…試読はコチラ→https://t.co/ndE1PDd96d pic.twitter.com/vqMe3T9shJ— アヲイ|無責任姉妹3は7/28発刊 …

無責任落語録(15)「青菜」

7月末から8月初頭のどこかで、無責任姉妹の3をリリースする予定である。正式名称は<学園コメディ 無責任姉妹 3:機械少年の憂鬱 奇譚・鮨とか博奕とか恋慕とか。【前篇】>である。どうだ。ながいだろ。詳しくはこちらをどうぞ。 【ライトノベル|学園…

お知らせ★無責任姉妹3情報|自ツイートより

★おしらせ★学園コメディ無責任姉妹3:機械少年の憂鬱~奇譚・鮨とか博奕とか恋慕とか。【前篇】早ければKDPにて7月末リリース予定です。前シリーズを読んでいただいておくと、1.81868(一杯やろうや)倍楽しめます。宜しくどうぞ。 pic.twitter.com/dkyQ…

無責任落語録(14)「六代三遊亭圓生」

ココだけの話、数年前、設立から関わった文芸同人を破壊してしまった。そのことは非常に残念で、いまなお心にわだかまっている。破綻の原因は文芸論の違いといったイカニモな話ではなく、所属していた文芸同人にあらたな側面 すなわち「商業」 を加えようと…

無責任落語録(13)「ガーコン」

アヲイという名前で活動し始めてちょうど一年くらい経つ。作品はKDPで「無責任姉妹」しか出しておらず、この道では新米も新米である。 といっても趣味で小説を書き始めてからの年数は、恥ずかしいくらい長い。もともと「本にする」「賞を獲る」「有名になる…

実録|5.27羽田空港・大欠航祭を振り返る

きのう羽田空港のゴタゴタ※に巻き込まれ、私が乗ろうとしていた便は欠航、翌日の最終便に振替→延泊→勢いで浜松町午前二時→二日酔いで朦朧と空港ロビー(←いまココ)という顛末に相成った。記念に雑感を記しておこう。なにしろいつも日本の端っこにいるから、…

ダメと世間と、凡庸に対する私の悶え。

ここ一、二年、よく風邪を引くようになった。こないだまで二年にいっぺんくらいしか引かなかったのが、年に二度も三度も引いている。環境が変わったことと、寄る年波で肉体が衰えたことが重なり、ホントにダメになってきた。 ダメになってきたといえば、近頃…

無責任落語録(12)「三代桂三木助」

最近このブログを書いていなかったのは、進行中のコメディの原稿を進めていたからだ。ブログを書くのは嫌いじゃないが、同じ書くならやはり作品に比重を掛けたいと、そうしているわけである。 でも「たまには書きたいな」と。 昔から、何をするにも、もう少…

アヲイ、あだちしんご氏と千住を呑み歩くの巻。

最近分かったことがある。それは 私って、酒が好きというより酒場街が好きなんだ ってことだ。 しばしば料理の世界で「器で食べる」みたいなことをいうが、言うなれば付加価値、それとおんなじで、家で独りで飲んでるよりは酒場街がいい。だからといってチェ…

無責任落語録(11)「真田小僧」

長編物語というのは、中身は小さなエピソードの集まりで、それらがいろいろな結びつき方をして、ひとつのまとまりになっているものなのじゃないかと思う。 人間の身体に例えるなら、脳みそ・心臓・肺・胃袋・肝臓などそれぞれ独立した機能を有した臓物が、血…

【作家気取】進捗状況なんぞ書いてみる【三文文士】

気恥ずかしいけど、たまには「なりきり病」の振りくらいして、すこしでも自意識に空気を吸わせてやりたいと思う。 進行中のコメディ続編は、いま原稿用紙百枚ちょい。全体構想の20%くらいだ。冒頭はだいたい描写やら説明やらで分量を喰うもんだから、ここ…

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