アヲイ報◆愚痴とか落語とか小説とか。

創作に許しを求める私の瓦斯抜きブログ

食いもの画像サイト『小林食堂』を始動した。

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(ひさしぶりにへったくそな筆ペン用いたね)

作りながら公開してたけど、このほど手持ちの撮りためた“食いもの写真”を全部移行したので、正規に御披露目です。

今日の時点で全部で204点だが、実は2点隠しモードにしているので、閲覧できるのは202点だ。

 

うしてこういうサイトをつくったかは、サイト内の「店主挨拶」に書いたけど、ここにも掲載しよう。

小林食堂創業のいわれを申し上げます。
かんたんにいうと、
スマホの画像フォルダに写真データがたまり、容量が限界に近づいたので、全部削除しても良かったのだけど、なんだか惜しい気がしたので別口で利用してみることにした
…というのが始まりです。

 

いちおう「フリー画像サイト」なので、載っけてるのは基本的に無料で勝手に使っていいけれど、実質不可能ですよ。こういう注意書きがあります。

料理写真には、撮影者の権利のほか、お皿の盛り付けや店舗内装など、お店の権利も含まれています。配慮してご使用ください。

つまり、個人のスマホの壁紙とかにしか使えないという…あとはめっちゃ加工しまくって出どころ不明にしてしまうか。

 

ちなみに、写真にメーカー名や商品の意匠が写っているのは、ダウンロードボタンが出ないようになっています。けどまあ、スクショでも何でもある時代だからね。使う側の良識にゆだねられちゃってる。

 

真素材の再利用もさることながら、たまにはCGIも触っとかないと忘れちゃうよと、そういうつもりでこれを企てたわけです。
でも新しい技もいくつかやった。
たとえばperlスマホ対応とかツイッターカードとか出るようにしたのは、現役WEB屋だったときはしたことが無かった。

あとは、ランダム広告。
四つのバナーをつくった。
KDPに寄せた企てを何か一つくらいまぜこまないと、ほんと、小林はなにをやってるのか分からない奴になってしまう。

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いかにも広告然としているから、むしろクリックする人はおらんだろうねー。

 

   *

新しい小説を、8/25から書きはじめています。長くなりそうです。いま150枚くらい書いた。 そのうち書き終わるでしょう。今年は無理だと思うけど。いや、書き終らなければならない。頑張ります。

 

   *

あとね、11月頭くらいに、小説をKDPでリリースする予定です。名前は「IBR」です。よろしくね^^

いいことではないけれど……

 

うべは、家の近所の、歩いて一分くらいのところにある小公園のベンチで寝た。
別に酔っぱらっていたわけではない。
たしかに仕事帰りに居酒屋に寄り、少しくらいは飲んでいた。
帰宅したのは0:00。
それからシャワーを浴び、歯を磨き、日々録を付け、ジャージ的なものに着替え、帽子をかぶり、戸締りをして外に出た。
途中、自販機でペットボトルのお茶を買った。

 

白色灯に照らし出された公園には誰もいなかった。
あずまやのベンチにペットボトルを横にして置き、それを枕に横になる。
めちゃめちゃ涼しい。
気温も湿度も、ちょうどよい。
たぶんこんなに心地良いのは一年に数日しかあるまい。
何で外はこんなに涼しいのに、家の中は、エアコンを入れても蒸し暑くなるんだろう。
あと、なんでこう、晩夏の夜、家に一人いると気が滅入るんだろう。

あずまやは屋根があるから星空は見えなかったけど、20年くらい前に一人上京して打ちのめされ、お花茶屋の公園で一晩眠った時は、「都内でも天の川が見えるんだな」と思った。
あれは初夏だった。
あん時も、家にいたくなかった。
ぼろぼろの寮で、エアコン無し、二階のロフト。
暑くて寝れたもんじゃなかった。
あと、やばい会社に入ってしまった後悔と焦りで気が滅入っていた。

 

公園。
けっこう熟睡し、起きた時はまだ真っ暗。
時計もスマホも置いてきたので時間が分からない。
ちょっと肌寒かった。
家に帰って時計を見ると、四時だった。

なにかこう、ちょっとした旅行に出たような心持ちだった。

 

職質されたらどうしようという不安は、常に、ありました。
もうやりません。

 

受給家族

受給家族

現代小説新刊10冊読んでみて思ったこと。

 

の独身者企画として全く個人的に「新刊10冊読もうキャンペーン」を開始したのは8月11日、その後一日一冊のペースで読み進め、本日2020年8月22日、成満した。

何でこんなことをしようと思い立ったかというと、ぼくが他人の作文を書く商売をしている手前、昨今の文章とはどんなものか、広く知っておく必要がある  すなわち市場調査である。

たとえば、ぼくが「今風」と思って使っている文字は、もしかしたら「旧仮名遣い」になっているかもしれない。言葉のチョイスが死語になっているかもしれない。ま、そこまでオーバーなことは無かろうけれど、そういうことがあったら改めなきゃいけないでしょ。

現代小説を最後に手銭で買ったのはたぶん2010年くらいと記憶している。『1000の小説とバックベアード』という本で、それ以外は、友だちが貸してくれた『コンビニ人間』なる本を読んだくらいだ。両方とも中身は覚えていないしさしたる印象も残っていない。ぼくは読書に関して滅法不感症である。こうした性分ともこの際きちんと向かい合うべく、10冊行を思い立った、というところだ。

 

10冊行は市場調査の意味合いがあるのだから、最新刊でなければならない。ルールとして2020年に文庫本の初版が出た本を選んだ  つもりだったが、二つばかり違った。このへんをしくじるあたりがいかにもぼくらしい。

以下エントリー作品。

  1. 『君と夏が、鉄塔の上』賽助(2018.5.25)
  2. 『たゆたえども沈まず』原田マハ(2020.4.10)
  3. 『さよなら世界の終り』佐野徹夜(2020.6.1)
  4. 『人間に向いてない』黒澤いずみ(2020.5.15)
  5. 『君はヒト、僕は死者。世界はときどきひっくり返る』零真似(2020.7.22)
  6. 『満月の泥枕』道尾秀介(2020.8.20)
  7. 『天を灼く』あさのあつこ(2020.8.20)
  8. 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』渡航(2019.11.24)
  9. 『合理的にあり得ない』柚月裕子(2020.5.15)
  10. 『祈り』伊岡瞬(2020.6.10)

※番号は読んだ順番。かっこは文庫本初版出版年月日

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鹿児島イオン(鴨池)2F『アシーネ』さんのランキングの棚から選びました。

ネット通販とブックオフ以外で本を買ったのは超絶久し振りです。

個々の感想はめんどくさいからよそう。
全部おもしろかったっすよ
まあ、この中で特に面白かったのを三つあげるとすると、4、7、9……というところでしょうか。出だしが良かったのは1、最後がよかったのは7、登場人物が良かったのは6、空気が良かったのは2。

 

下所感。

ぼくが前に小説を読みふけっていたのは20年くらい前で、古い海外作品が中心だったが、日本のも、原田宗典とか村上春樹の一部であるとか、そういうのを手に取っていた。

あの頃の小説の印象は、学生だのOLだのどこにでもいる「標準的主人公」が「非日常」に吸い込まれて「是か非の決着に落ち着く」というのが定番だったように思う。主人公の設定は、誰にも共感されやすい「普通の人」が多く、時代背景的にまだまだ格差社会の大きくなかった頃だったような気がする。

そこいくと、昨今の物語は、主人公の「どうしようもない生きづらさ」から始まって、その因果で話が膨らみ、最終的にストーリーは一つの落ち着きを迎えるんだけど、もともとの生きづらさは変わらず、むしろ自己同一性にまで昇華している、というのが定番でしょうか  と思ったけど、万ある本の中のわずか10冊読んだくらいで全ては語れませんね

 

ラノベの文章は、どれもシャープネスが効いていて、若い方が書いていると思うと、多分にフルスロットルなのかなと思う。

一人称の地の文はめっちゃシャープなのに、かぎかっこ(台詞)は朴訥としているというケースが散見される。アウトプットと腹ん中は表出が違って当然  というのは分かるけど、それでも大きすぎるギャップはもはや教養レベルまで達しているのじゃないかと思うほどだ。

あと、章立てで一人称地の文のキャラが変わるケースで、馬鹿キャラ知的キャラ等の書き分けが口調と知性には及んでいるものの、ポエットな部分では同じじゃんっていうのも、あった気がする。

時代小説とかサスペンスものというのは、やはり独立した括りになっているだけに分野の成熟度が高く、どれも楽しく読めた。

ファンタジーがらみのやつは、夏祭りの花火みたいに最後にでっかい展開が巻き起こるのが定番だけど、何かもうドバドバすぎて意味不明だったり、かぎかっこが続いて誰がしゃべっているのかわからなくなったりと、残念なのが多かった、ていうか多すぎた。これは問題ですね。


かにもいろいろ思ったことはあるけど、まあいいでしょう。とにかく、ぼくが現在書く文字は旧仮名遣いにおちてはいなかったし、言葉回しも死語オンパレードってことも無いのが分かったからよかった。

面白かったのは、20年くらい前の小説と今の小説の違いがとてもはっきり分かったこと。長いこと読まずにいたからコントラストが効いて感じられるのかもしれない。敢えて何年かおいてこういう試みをやるのもいいかなあと思った。

あんまり読書を習慣にしたくない。
だって、今回楽しかった。興奮した。これが日常になっちゃうなんてもったいないと思った次第である。

さて、明日からは自分の小説を書いていこう。

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