アヲイ報◆愚痴とか落語とか小説とか。

創作に許しを求める私の瓦斯抜きブログ

読み放談

映画を観た。『アントニオ猪木をさがして』

表題の映画を映画館で観た。映画館に入るのは15年ぶりくらいだったと思う。 ※ 以下、ネタバレはあんまりないけど、厳しいことも書いているので、ご理解を。 令和4年(2022)10月に死去したアントニオ猪木の足跡を追いつつ、関係者が回顧を述べたり、現役レスラ…

読み放談|「安倍晋三 回顧録」を読む。

読了。 安倍晋三 回顧録 作者:安倍晋三,橋本五郎,尾山宏 中央公論新社 Amazon 『回顧録』ということで、一貫した自伝的なものかと思ったのだけど、終始一問一答形式で、あれっ?と思った。自分史屋として筆法なんかを期待していただけに、残念。 もっとも、…

映画を視た『アイアン・シーク』

何年かぶりに映画を視た。伝説のレスラー、ジ・アイアン・シークのドキュメンタリー。Amazonで有料視聴。 国際緊張下のイランからの亡命、米プロレス界での栄光、そして没落。 アルコール依存症・麻薬・娘の死のトリプルショックで廃人同然になりながら、ユ…

読み放談|色川武大「寄席放浪記」を読む。

演芸本を集めている関係で…… 寄席放浪記 (河出文庫) 作者:色川 武大 河出書房新社 Amazon しくじった。Amazonで2冊買ってしまった。商品ページに「前に買いました」が表示されていなかった。古い本で版が違ったりするとそういうことがあるような気はしてい…

読み放談|今田美奈子 柏屋コッコ「お姫さま養成講座」を読む。

たまにはコミックも。 お姫様養成講座 作者:今田美奈子,柏屋コッコ ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon フォロワーさんのツイートで知り、不思議と興味が湧いて即座にポチッた本である。 通常本を選ぶ時は、普段読まないジャンルであっても、何かしら…

読み放談|サミュエル・ベケット「マロウンは死ぬ」を読む。

本とともに。 マロウンは死ぬ 作者:サミュエル ベケット 白水社 Amazon 読み終わった。17年前に買ったきり積読の下層を守っていた一冊である。まるっきり意味が分からなかった。すじはわからんし、おもしろくないし、もうだめである。無理して分かろうとする…

現代小説新刊10冊読んでみて思ったこと。

夏の独身者企画として全く個人的に「新刊10冊読もうキャンペーン」を開始したのは8月11日、その後一日一冊のペースで読み進め、本日2020年8月22日、成満した。 何でこんなことをしようと思い立ったかというと、ぼくが他人の作文を書く商売をしている手前、昨…

読み放談|須藤裕美「異世界購買部!学生食堂はじめました。」を読む

主人公の女の子は、小川町なる田舎で、両親から受け継いだ小商店を切り盛りしている。気を失って目を覚ますと、欧風な世界の学園にいる。やれどうしようと困っていると、学園長が学園の購買部に働き口を見つけてくれる。

最近読んだ本。漫画・論文・芸談・小説。

最近読んだ本について書いときます。4冊。 『タンタンの冒険 なぞのユニコーン号』エルジェさん お買い得ペーパーバックが出ていることを知らなくて、アマゾンで見付けて衝動買いした。小学校時代、図書館にシリーズが並んでいて、みんな順番待ちして読んだ…

読書中の本で気になったところ。

落語家・五代古今亭志ん生の随想や対談をあつめた本の、次の箇所です。 十八番の“火炎太鼓” しかし、やはり師匠が寄席にお出になりますと、大向こうから“火炎太鼓”という声がかかるでしょう。 志ん生 それはそうです。やってくれといっても、やったことはな…

最近読んだ本。

ブログを書こうと思い立ったが、書くことが無い。無理して書くことも無いのだが、ちょっと書かないとずっと書かなくなる。それはなんかいやだ。このブログは大したことは無いけれど、自分が始めたブログの中でもっともちゃんと続いている。これまでいろいろ…

読み放談|御子柴くれは「セレブ社長と偽装結婚」を読む

実は(と、断るほどのこともないのだけど)、人生ではじめて、官能小説を手に入れた。しかも、女性向けの。 最初に断っておく。私、twitter等々のアイコンは女性の面体を使っているが、男である。名前も女性的だが男である。「ネカマ」「キモい」といわれて…

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