アヲイ報◆愚痴とか落語とか小説とか。

創作に許しを求める私の瓦斯抜きブログ

2016-01-01から1年間の記事一覧

無責任落語録(10)「二代桂枝雀」

コメディを書いている。面白く書くというのは難しいものだ。突き詰めていった挙句、結局こんな思いに至ってしまった。 笑うという感覚は如何なるものなのだろう??? うーん。他の感覚と比べてちょっと違う気がする。怒りや悲しみというのはいろんな事象が…

無料キャンペーンのおしらせ

春なので。 明日の夕方から無料CPをやります。学園コメディ 無責任姉妹(1)「漆田琴香、煩悶ス。」著・表紙:アヲイhttps://t.co/Yf6qh3zivq#電子書籍 #無料 #お試し #今すぐ #アクセス pic.twitter.com/Lpv4g1Hv0d— アヲイ|無責任姉妹3を妄筆中 (@Irr…

無責任落語録(9)「三軒長屋」

以前、続編小説を書くことに難しさを感じているとブログに書いた。とりわけ何を難しく感じているかというと、登場人物の取り扱いである。例えば前作で個性の違う五人のキャラを創造したとすると、続編でも彼らの個性を活かしたまま全員登場させて、全く別個…

ひとつ、了見のこと。

昔、進んだ大学に文芸部も文芸同好会も無かったので、高校の同級生と二人で文芸同好会を設立した。といっても二人とも会の運営といった現実的な能力は皆無だった。とにかく人を集めようと、A4用紙四分の一サイズの勧誘ビラ作って大学のあちこちに張った。今…

ときどき私が「ヒマだろ」とあしらわれつつ地元でチョボチョボ働く理由。

ごくたまに、地元の映像制作のお仕事の手伝いをする。どっかの会社のコマーシャルや案内ビデオといった映像作品の、企画やナレーション原稿を制作するのだ。もともとそういう業界に長くいた。それで地元プロダクションの方が何かの拍子に私の存在を思い出し…

無責任落語録(8)「五代柳家小さん」

電子書籍のセルフ出版や投稿サイトに参加する人々の間で話題の中心となる作家さんや作品は、常に毀誉褒貶にさらされているようだ。賞賛と非難はいつも背中合わせである。そこには憧れや妬み、あるいは「俺の方が」という自意識……いくつものココロの事情があ…

【備忘録】納税コメディ 無責任姉妹「漆田風奈、申告ス。」

<その1>必要なものは、何? 漆田琴香「さあ、確定申告の時期よ。あなたもなんだかんだで行政の世話になっているんだから、キチンと税金くらい納めなさい」漆田風奈「う、うるさいわねッ! アンタに言われなくてもちゃんと納めるよ!」琴香「ほう。じゃあ…

業。

続き物を執筆するのは実は生まれて初めてだ。 こんなに難しいことだとは思ってもみなかった。そもそも物を書く趣味を始めたのは、この世知辛い世の中で空想の世界だけでも生まれ変わりたかったからだ。いわば現実逃避である。それだから毎回必然的に新作を書…

本命とか義理という言葉は、競馬や任侠を予感させ、チョコっと苦い渡世だな。

世間はバレンタインデーというものらしい。 と、いかにも関心の無さそうな伝聞形で言っているが、実際は真っ直ぐ受け止められる勇気も実績も希望もないから目を逸らしているというのが、ホントのトコロである。 誰なんだよこういう日を決めたのは。 チョコレ…

無責任落語録(7)「居残り佐平次」

犯罪者の痛快物語 そんなジャンルがある。「アルセーヌ・ルパン」シリーズなどが有名だ。しかし、いくら「殺人はしない/金持ちだけ狙う」なんて言ったって、やっぱり悪いことは悪いわけで、それでも人々が惹かれてしまうのは、人間の心理の中にそういうもの…

私の右手に刻まれた非常識と長命の狭間に。

きのう、行きつけのカウンター居酒屋さんで一人で飲んでいて、何気なく自分の手の平を見たところ、しばらく見ないうちに随分手相が変化していて「おっ」と思い、見とれていた。 その様子を見たママが「あらどうしたの?」と言うから「いや~手相が変わってね…

寒さだとか自己だとか、ただひたすらクドい雑感。

冬だ。 寒いものだから全身を固くしてしまう。すると肩が凝り、背中が痛くなり、目が霞み、顎関節のタガがゆるむ。バラバラになりそうな身体を椅子に掛けさせ、無理して仕事をしようとする……が、身体がメンドいことから逃げたがって、気持ちがそぞろになり、…

生まれて初めて缶詰になった話。

先日、生まれて初めて缶詰になった。 何もアンチエイジング的な発想から、我が身の長期保存のために缶詰の具になろうと及んだわけではない。さる長編記事の執筆作業を請けた流れの中で、 おいきみ一気に書き上げないか。招待してあげるから と、依頼者からお…

-おすすめじゃないけど-私的「回転寿司名人」ランキング

最近のお子達は、寿司というものは回って饗されるものと思っているようだ。回転寿司のことである。これだけメジャーになってしまったからには、もはや仕方がない。 「よし、今日はA寿司をおごってやろう」「おお、あの立ちの寿司屋ですか!?」 いつの頃か…

無責任落語録(6)「六代春風亭柳橋」

年末年始は風邪でひっくり返っていたが、お陰で何冊か本を読む機会を得られた。紙の本にしろ、電子書籍にしろ、人様の文章に接するのは、私にとって極めて重要。というのも、私は仕事も趣味も文章ばっかりだ。そのため、ゲシュタルト崩壊じゃないけれど、自…

無責任落語録(5)「三方一両損」

年始草々、付き合いの関係から、生命保険の話を聞いた というより「聞かされた」。日頃そういうことに疎いものだから、成程勉強になることも多々あった。だがどうしても「聞かされている感」が強くって、何をどう説得されようとも決して勧誘されまいと意地だ…

謹賀新年|平成二十八年‐無責任歌会始

皆々様、新年あけましておめでとうございます。 お正月、フリーランスの仕事をしていて一番良いことは 「あー、明日から仕事だぁ……」(T_T) という憂鬱が無いことだ。拘束されないという喜び。この快感をうら若い現役世代のうちに体感することは、その他一切…

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