アヲイ報◆愚痴とか落語とか小説とか。

創作に許しを求める私の瓦斯抜きブログ

2023-01-01から1年間の記事一覧

【サバイブ元年】自分の2023年を振り返ってみる

個人的な振り返りです。 【サバイブ元年】自分の2023年を振り返ってみる #2023年 #令和5年

無責任落語録(49)「映画ミーツ浪曲」観覧記

表題の興行が2023年12月5日(火)に鹿児島市マルヤガーデン・ガーデンズシネマで催された。主催は鹿児島コミュニティシネマさん。映画と浪曲の二本立て。最初に1940年に封切られた『続清水港』の上映。続いて、浪曲師玉川奈々福師匠『お民の度胸』の口演。 …

無責任落語録(48)「桃月庵白酒独演会」観覧記

表題の興行が2023年11月18日(土)に鹿児島市の黎明館で催された。主催は落語を愉しむ会。『ゆるいと亭』様のお席である。 #桃月庵白酒 独演会演目:桃太郎/犬の災難/井戸の茶碗活力みなぎる芸。高リアリティのフィクション、言い訳を重ねる酒飲みの「ウソ…

アヲイ、浅黄幻影さんと対面するの巻。

このたび『学園コメディ無責任姉妹R(リバイバル)』を上梓した。 学園コメディ無責任姉妹 R 作者:小林アヲイ さくらノベルス Amazon 同シリーズは全て出版停止していたが、今回2016年刊のシリーズ第2部のみ復刊した。 とくに加筆も削除もしていない。いや…

映画を観た。『アントニオ猪木をさがして』

表題の映画を映画館で観た。映画館に入るのは15年ぶりくらいだったと思う。 ※ 以下、ネタバレはあんまりないけど、厳しいことも書いているので、ご理解を。 令和4年(2022)10月に死去したアントニオ猪木の足跡を追いつつ、関係者が回顧を述べたり、現役レスラ…

演技における子供の棒読み・空泣きについて。

現実の子供を観察していると、刺激に対し、固まっていることが多い。たとえば「将来何になりたい?」と尋ねたとする。普通の子供は、指をくわえて訝しげにこちらをじっと見、黙っている。固まったようになっている。それで大人がもう一度「何になりたいの」…

読み放談|「安倍晋三 回顧録」を読む。

読了。 安倍晋三 回顧録 作者:安倍晋三,橋本五郎,尾山宏 中央公論新社 Amazon 『回顧録』ということで、一貫した自伝的なものかと思ったのだけど、終始一問一答形式で、あれっ?と思った。自分史屋として筆法なんかを期待していただけに、残念。 もっとも、…

無責任落語録(47)「目の健康講座・桂夏丸『つる』」観覧記

令和5年7月2日、午前10時半より鹿児島県眼科医会主催『目の健康講座』が開催され、そのオープニングで噺家・桂夏丸師の落語が一席もうけられたので足を運んだ。 同イベントは毎年7月恒例で(コロナ中3年程度お休みしたが)、毎回オープニングに噺家を招…

追悼上岡龍太郎

上岡龍太郎が「自分は20世紀までしか通用しない」といっていたのは正しかったといえる。 上岡はウソの蘊蓄ばかり言っていた。それを下敷きにジョークをいって、ウソと気付かぬ聴衆を「へぇー」と納得させつつ笑いをとっていた。しかしその下敷きにした部分は…

無責任落語録(46)「柳家三三独演会」観覧記

表題の興行が2023年5月21日(日)に鹿児島市の黎明館で催された。主催は落語を愉しむ会。『ゆるいと亭』様のお席である。良い席をリーズナブルに展開されるお席亭にはいつも感謝している。 正直いうと、柳家三三(やなぎや・さんざ)師匠について、名前は知…

映画を視た『アイアン・シーク』

何年かぶりに映画を視た。伝説のレスラー、ジ・アイアン・シークのドキュメンタリー。Amazonで有料視聴。 国際緊張下のイランからの亡命、米プロレス界での栄光、そして没落。 アルコール依存症・麻薬・娘の死のトリプルショックで廃人同然になりながら、ユ…

“木を見て、森を見る”

まだうじうじ言ってますw 文芸コンペティションなどで、異なるジャンル同士の作品をどう評価するのか、ということについて、考えてみればそもそも同ジャンル同士でもムリがある。「『ももたろう』と『うらしまたろう』どっちが良い?」てなもんである。 無…

難病の非具体性に与えられた批判への小考察

この記事は以下の過去記事に関する記述です。 awoii.hateblo.jp 小説に掲げた難病について、詳細な説明をせぬまま展開したところ、審査員が「病名が分からないからリアリティが無くて安っぽい」といい、それに対して別の審査員が「分からなくて救われた」と…

椿事再び◆アヲイ、南日本文学賞公開選考会を観覧する

去る3月4日、新作短編小説をkindleでリリースしました。 『#(ハッシュタグ)切腹女子』 https://www.amazon.co.jp/dp/B0BXGXF2TK 『学園コメディ無責任姉妹』シリーズの7年ぶりの続編である。「スピンオフ」と言った方が正しいかもしれないし、「原作者によ…

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