アヲイ報◆愚痴とか落語とか小説とか。

創作に許しを求める私の瓦斯抜きブログ

アヲイ、抜歯する。

八月八日に親知らずをぬくということで、とりあえず予定されていた酒の席はすべて一昨日以前に片付けて、心の中では白の裃を着けていた小林でありました。 歯を抜くのは十数年ぶりで、そりゃもう嫌な思い出しかない。ゴリゴリ、キュッという感覚は長らく記憶…

アーティストの集い

今さらですけど。先だって7月の末に、地元でアーティストの集いがあり、参加させていただきました。そういうのに参加するのは初めてで、計画が決まった頃からほんとうに楽しみでした。よく考えたら、ぼくが人生で何らかの集まりに行きたいと思って自らエン…

強迫観念とランダムの水滴

ダラダラ書くので、あしからず。 小説を書いてみようかなと思うのだけど、何も思いつかないまま一か月ばかり経っている。 アイデアは湧いてくる。三つか四つ、手元にある。しかしどれも、なんとなく場を狙ったようなアイデアである。「売れるのでは?」「受…

夏100と電子書籍とファンタジー

七夕の日に『セルパブ!夏の100冊2019』がリリースされました。いやはや。すごい。制作に関わった夏100実行委員会各位に敬意を表します。おつかれさまでした&ありがとうございます! bccks.jp わたくしは『グリーンボーイ・アッパータイム』を自薦させてい…

独言。

ツイッターで呟いたことをちょっといじって並べてみました。 もう一年の半分が終わる……早いなあと思う。5月に年号が変わったので、なんだかあそこから一年が始まったような錯覚を起こしてしまい、メチャクチャ早く感じる。元号が変わってからまだ2カ月しか…

読書中の本で気になったところ。

落語家・五代古今亭志ん生の随想や対談をあつめた本の、次の箇所です。 十八番の“火炎太鼓” しかし、やはり師匠が寄席にお出になりますと、大向こうから“火炎太鼓”という声がかかるでしょう。 志ん生 それはそうです。やってくれといっても、やったことはな…

最近読んだ本。

ブログを書こうと思い立ったが、書くことが無い。無理して書くことも無いのだが、ちょっと書かないとずっと書かなくなる。それはなんかいやだ。このブログは大したことは無いけれど、自分が始めたブログの中でもっともちゃんと続いている。これまでいろいろ…

文学フリマについて

去る5月6日に文学フリマ東京が行われた ということである。私は遠隔地住まいだから、伝え聞くところでしか分からない。ツイッターを見ていると、ひやかしに行った人、出店した人、さまざまな呟きと現場写真があふれ、活況を伝えていた。もっとも、文学フリ…

小説の進捗状況とゲームボーイ30周年と辻褄の話。

唐突だが、自分の小説の進捗報告をしよう。すっかり夏の予感がし始めた今日この頃、気分が怠けて執筆フェイドアウト、書きかけのままお蔵入り……なんてことが起こりえなくもないので、ここにこうして進捗を公表することで、背水の陣を敷こうと。よくあるセル…

アヲイ、三人の小説書きビトと懇談するの巻。

あまり時間が経ってしまうと、忘れそうだから早めに記事にしておこう。 先日、吉田柚葉さんとの対談本『小説書きの有駄話:「きっと無駄じゃない(?)」文芸対談。』をリリースしました。多くの方に手に取っていただいているようで嬉しく思います。 小説書…

吉田柚葉さんとの対談本『小説書きの有駄話』がリリースされました。

このたび、初の対談本(電子書籍)を発表させていただきました。お相手は吉田柚葉さん。Amazon Kindleで小説や評論を多数リリースされています。緻密さと知性を兼ね備え、それでいて大胆な意見の展開もできる方です。 ◆Amazon.co.jp: 吉田柚葉さん:作品一覧…

アヲイ、南日本文学賞の公開選考会を観覧するの巻

ちょっと長いです。お暇な時に読んでくださいね。 三月二日、わが地元鹿児島・南日本新聞社内の「みなみホール」にて、2018年南日本文学賞の公開選考会が行われるというので、行ってみた。 南日本文学賞というのは、鹿児島の地方紙「南日本新聞」が1973年か…

無責任落語録(39)「黄金餅」

話題にするのが随分遅いが、先日「このセルフパブリッシングがすごい!2019」が出版された。編集長はこれを独りでまとめ上げられたのである。途方もないお仕事である。感服敬服。「この編集長がすごい!」があったら、間違いなくチャンピオンです。私は推し…

続・今ファミレスでぼんやりしているんだけど…

私は今、ファミレスの隅っこの席に座っている。長年通い詰めているから分かっている。この席は系列店共通で、エアコンの送風が直接当たらない。ドリンクバーで長丁場の私には最適の場所である。 その席の特徴と言えば、壁沿いながら窓が無い。壁の向こうは路…

平成31&何とか元年*あけましておめでたや

あけましておめでとうございます。年が明けました。ええ。本年も、どうぞよろしくお願いします。 初詣いきましたか? よくアニメとかでありますよね。カップルがお賽銭を投げて二礼二拍手、諸々済んだ後に、男の方が遠慮も無く「何をお願いしたの?」なんて…

【ただ静かに】自分の2018年を振り返ってみる

年末である。それにしても、これほどまで何の感慨も無い年末感を覚えているのは、私だけではないのではなかろうか。外を歩いても、人に会っても、さっぱりである。商店のデコレーションはそう華美ではないし、忘年会の噂も少なかった気がする。今年は年末年…

今ファミレスでぼんやりしているんだけど…

午後三時くらいである。 離れた席に一人座っているおっさんが、電話をはじめた。店の中はぼくとおっさんだけなので、マナーについては不問としたが、その内容が丸聞えになってしまうのが、こちらが盗み聞きをしているようでなんともバツが悪かった。 おっさ…

投稿中年、ボヤく。

珍しく小説を文学賞に投稿しようと思っている。ほとんど気まぐれと言ってもいいのだが、その気まぐれは今年の正月あたりからくすぶっていた。どこの賞に、というのはとりたてて決めず、文学賞によくある傾向に則り、とにかく何か書いてみよう、と。 作品自体…

鉄板を背負った一週間

ちょうど一週間前だった。覚えている。一週間前の土曜日、昼下りくらいからじわじわ肩が凝りだし、時間が経つにつれ浸食していくように背中じゅうの筋肉がこわばり、数時間でにっちもさっちもいかなくなった。広がっていく感覚を、よく覚えている。一時期、…

労使ニコニコ「私的」3つの採用基準

きょうもきょうとてガス抜きブログだよ。 いつも爺臭い&貧乏くさいことばかり書いているので、今回は、どこかの誰かに役立ちそうな、ちょっとしたノウハウを書いてみよう。ノウハウと言っても、「私はこうやってきた」「それであまりしくじったことはなかっ…

おいしい思い出

最近は頼まれごとが多くてイライラしていることが多い。そういうこともあってガス抜きでブログを連投しているが、そんなんでロクな記事がおこせるわけもない。まったくもって、皆様のお目汚しである。 けれどもガス抜きはガス抜きでしなきゃ前に進んでいけな…

あゝ思ひ出の“最上階レストラン”

百貨店の最上階、余所行きを着てレストランでお食事…なんて話にノスタルジーを感じるのは、これはもう結構な年頃なはずである。小さい頃の思い出というのは固いもんで、なかなか抜けきらない。かくいう私もよく親に連れられて行ったものだ。 しかし、子供な…

商才、ありますか?

商才ということにかけて、私は何にも知らない。解っていない。言葉の意味するところの輪郭すら分からない。「天才」みたいに生まれもって備わるものなのか。潜在能力のように、あとで水や肥料をやれば一定まで伸びるものなのか。それとも、ビジネス書などで…

WEBと若さと、もうおしまいの話。

ながらくWEB制作も自分の業務の一つに組み入れていたが、今年いっぱいで廃止することにした。本業務じゃないし、だいたい客もついていない。前職の広告屋からお願いされて作っているという程度。客は実質その1軒で、売上構成比も極めて低い。 広告屋を辞め…

敢えて分かりづらく記す昨晩の首尾

一対一の合コンというか、お見合いというか、よく知る人の紹介で食事会と相成った。高級料理店である。前情報によると、年齢は同じくらいということで、これは傍目におじさんおばさんの食事会みたいになるのかしらんと思っていたが、会ってみると意外と若く…

アヲイ、堺東を一人で三軒飲み歩くの巻。

以前「これは老いかもしれない」みたいな記事を投稿した。特に反響も無く、ま、他人様の目には当たり前のことだったのかもしれんと、消化試合的な結末に無常を感じていたのだが、このたび我が業務にめずらしく、大阪に出張することになったので、これぞ埋没…

ほらね、やっぱりネットは怖かった。

各位 前略、以下の通りです。つきましては、お願いします。 ★^-^★★^-^★^-^★^-^★^-^★文化の日無料キャンペーン★^o^★^o^★^o^★^o^★^o^★Amazon kindle お罪の無い小説作品です。・期間:11/2夕方~(最長7日夕方まで)・作品:学園コメディ無責任姉妹: 超特盛MEh…

人生半分、婚活子に寄す。

(以下自ツイートより) 来週、再来週と、合コン以上お見舞い未満みたいなのが重なる。「いい年」をたいがい越えた私。相手も同じ様な年端で、ガチ&マジな人がふえていく。それだけに、自分に自信のないぼくは、もう会うだけで申し訳なく、セッティングされ…

これは老いなのか。

こないだ、たまたまちょっと懐があたたかくなることがあった。私は日頃から「次に金が入ったらこれこれこういうもの(鰻など)を食すんだ」と、心の中で皮算用を繰り広げていたので、やや気を良くして「では」という構えを取った。ところが、いざとなるとそ…

読み放談|御子柴くれは「セレブ社長と偽装結婚」を読む

実は(と、断るほどのこともないのだけど)、人生ではじめて、官能小説を手に入れた。しかも、女性向けの。 最初に断っておく。私、twitter等々のアイコンは女性の面体を使っているが、男である。名前も女性的だが男である。「ネカマ」「キモい」といわれて…

  • アヲイの小説作品はアマゾンキンドルダイレクトパブリッシング(Amazon kindle Direct Publishing/KDP)にて電子書籍でお楽しみいただけます。
  • kindleの電子書籍はアプリをインストールすることでPC・スマートフォン・タブレットでもご覧いただけます。アプリは無料です。【ダウンロード(Amazon)

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