ちょうど一週間前だった。覚えている。一週間前の土曜日、昼下りくらいからじわじわ肩が凝りだし、時間が経つにつれ浸食していくように背中じゅうの筋肉がこわばり、数時間でにっちもさっちもいかなくなった。広がっていく感覚を、よく覚えている。一時期、氷水をかぶるのがはやったのがあったが、あの病気に罹ったのかと思ったほどだ。
- 作者: 小林アヲイ
- 出版社/メーカー: さくらノベルス
- 発売日: 2018/09/04
- メディア: Kindle版
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先週の金曜日 実は、「これまずいよな」と感じていた。久しぶりに外で仕事の原稿を書いた。ドトールで、モバイルパソコンで。久しぶりの外環境だったので、妙にはかどった、というか、のめりこんだ。モバイルパソコンというのは、小さい。しらずしらずのうちに、身体がまるくなる。肩がせばまり、首がのめり、背中がずっとまがったままになる。これはきっと肩か腰にくるなー、と予感していた。
案の定だ。翌土曜日に始まった異常な凝りは、日曜月曜と経つうちに、どんどん強張り、面積を増し、両肘、両ももの外側まで達した。しまいには息をするのも苦しくなった。その間も、原稿が溜まっていたので、ずっと仕事はしていた。さすがにモバP@ドトールではない。自分の家で、首にマフラーをぐるぐる巻きにして コルセットの代わりだ:痛みのあまり首を自立できずにいた 、デスクトップパソコンで作業した。
いままで、肩凝りなんて、放っておいたら治っていたのに。
今回は全然治らず、火曜日の朝にこらえきれず整体に行った。
若い先生、こう言った。
「あちゃあ、重症だね」
(触りながら)「うはw」
「これは通ってもらわないと……」
マジかよ。
通う時間が惜しい。保険が利くとはいうものの、金もかかる。
良い事ないな。
肩凝り腰の痛みは職業病だ。パソコン仕事をする人は、避けられない運命かもしれない。自分でもそう思っていた。だましだましだよねえ、と。
けれども、今回のように、日常生活に完全に支障が出るクラスのやつは、だましだましというレベルじゃない奴は、どうしようもない。
まるで一週間鉄板を背負っていたかのようですよ。重いだけじゃなく、鉄板が身体に食い込んで痛い。一週間経って多少軽くなった気がするけど、それでも分厚い木板ぐらいの感じはするのです。
まあ、姿勢に気を付けるしかないんでしょうけどね。
▼これ私の本です。
整体の診療代に、ご寄附のつもりで('A`) おもしろいよ。