表題の通りです。
新刊と言っても、実は既刊『グリーンボーイアッパータイム』(2018)に収録されている同タイトルの作品から一文省いたもので、実際書いたのは2012年の2月くらいです。短いのでサラリと読んでいただけると思い、これだけ独立させてみました。
中身はこんな具合です(Amazonから抜粋)
男は朝から女の電話を待っている。寝ても覚めても、明けても暮れても、食事を忘れ、仕事もそっちのけ、ひねもす小さなディスプレイを見据え、頭の中で受け答えのシミュレーションを繰り返す。卑屈と傲慢、無力感と全能感が交互に打ち寄せるうちに、男はある決断をする 。
妄想と煩悶の末、最後に男が望むものは一体何か。全編モノローグの実験創作的短編。2012年。
表紙がしょぼいんですけど、実はこれは、ちょっと実験を意図したところがあって、目下解析中です。
キモおもしろいので読んでくださいね。