グーグル広告はすごいな。ちょっと前に手を出し、難しくてめんどくさくて分かりにくいので放置していたのだが、このたび二年ぶりくらいにアクセスしたら、ほぼAI化されて、金さえつぎ込めばなんにもやらなくても広告出稿できるようになっていた。
具体的にどうすごいかというと、グーグル広告に披露めたいURLを認識させると、AIがユーザーを選り抜いて広告を表示させる。しかもその広告自体を、見出しから文言から、ユーザーに合うように、ぜんぶ自動生成しちゃうのである(あゝ、WEBコピーライターはシンギュラリティの海に沈んだ)。以前は逐一リード文や説明文を書き、キーワードを精査して1クリックあたりの値段をチェックして…と煩雑極まりなかったのが、それがもう、ほいほい、てな具合である。
よってに、ぼくとしては、もう難しがりようもめんどくさくなりようもなくなったわけだ。
ぼくは唖然とした。これは便利なようだけれども、なにかこう、世界がとんでもなく遠くへいってしまったような気がする。もうぼくは、グーグル広告に対し、なにをどうすることもできなくなったのだ。
そして次の瞬間、あることに気付いて背筋がぞっとするほど怖くなった。だって、グーグルのAIがぼくのアカウントを見て「此奴は人類の繁栄に寄与しない輩だ」と判断したら、ぼくの広告はぜんっぜん表示されなくなるかもしれない。そしたらwebにお客さんがこなくなって、もう食べていけないよ><