アヲイ報◆愚痴とか落語とか小説とか。

創作に許しを求める私の瓦斯抜きブログ

アヲイ、桜島黒神埋没鳥居の“フィッシング”パーキングに引っ掛かるの巻。

 

鹿に天気が良くてやることもないので、あてもなく車を走らせようと、朝の八時頃に飛び出しました。ドライブです。あてもなくといっても道のあるところしか行けないので、とりあえず海沿いにグーッと行って、船で帰ってこようと。
図解するとこんな感じです。

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左の「住居」から出発し、鹿児島湾の上半分を時計回り。桜島の付け根についたら今度は桜島の上半分を反時計回り。鹿児島市桜島をつなぐカーフェリーで帰ってくるつもり。

 

発しました。青天、海、桜島
寄り道しながら二時間半くらいで道の駅たるみずに。

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道の駅たるみずからの風景

いよいよ桜島に入るところで、ふとこんな考えが。

40年くらい鹿児島に暮らしているが、埋没鳥居なるものを見たことがないな。

埋没鳥居とは、桜島の東側・黒神にある神社の鳥居が、大正噴火*1の降灰で埋まり、上部だけ出ているという名所旧跡です。「火山のすごさ」を目の当たりにできます。

小学校の郷土学習で写真を見たことはあったのですが、実物を拝んだことはありません。ずっと気になっておりました。世にあまたある能書き紛々の史跡と違い、「鳥居が埋まる」というのはもうそれだけでキャッチーです。これが気にならない人は心にロマン受容体を持たない人ですよ。

 

島と大隅半島の結合部に到着。ここから一路埋没鳥居に向かいます。

一応二車線だけど道は細く、車がすれ違うたびにびびって減速。ずっと山林で、急に神社が出てきてもスルーしちゃいそうです。スルーしたらUターンは難しい。

警戒しつつ走っていたら、突然道路左手に『鳥居駐車場』と書かれた看板があらわれました。「おお着いた」と反射的にハンドルを切り、敷地に入場。そこは藪に囲まれた無舗装の空き地で、他に軽自動車が二台停まっていました。両方とも無人、片方はアイドリング停車している。両方とも頭から突っ込んでいて、雰囲気からして近所の人の車っぽかった。

変な駐車場だなあ」と思いつつ車を停め、エンジンを切って降車し、駐車場の敷地を出ようとしました。

すると、敷地の入り口あたりの丈高の雑草にまぎれ、チイちゃな看板とハコが。

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なんだよ! ここ有料かよ。

入る時には全然気づかなかった。

まあ停めちゃったものはしょうがない。
帰りに100円入れりゃいいかとあきらめて敷地を出、「埋没鳥居はこちら」の看板に従い歩きます。中学校があって、となりが神社。その斜向かい、反対車線沿いに、整地された広い土地がありました。

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あっ!

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こっちがほんものかよ!
タダ&きれい&トイレ付き!

 

…やられた(>_<)

さっきの駐車場は、本駐車場の手前に看板を出して、自分のところに無知な客を引き込もうとするフィッシングサイトみたいなやつだったのです。うっかり通り過ぎてしまうのを気にする運転手の心理をついた、巧妙なバナー広告です。私はそれに引っ掛かったのでした。

くっそむかついて、悪心が起きました。

どうせ誰もおらんからこのまま帰ってやる。

ところがいざ駐車場に戻ると、一台の軽がずっと無人アイドリング停車している。もしかしたら後部座席に人がいて見張っているのかも、あるいはそばに誰かいたりして……。
アイドリング車の存在が、無賃駐車の抑止力になっています。

ええもう。引っ掛かったぼくもぼくじゃ。

悔しいけど100円入れて帰りました。

 

なさん、埋没鳥居を観光に訪れる時は気を付けてください。桜島フェリー桜島に上陸して西から鳥居を訪れる人は引っ掛からないと思うけど、ぼくのように東から行く人は、要注意です(これ営業妨害になるのかしら)。

ちなみに埋没鳥居はこんな感じです。
1メートルくらい出ているかな。

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なんか不釣り合いな中年のおっさんと女性がいて、うろちょろしていた。コロナ禍の不倫旅行も行く先の選定がむずかしかろうね。

 

知。100円と言えば、私の電子書籍の一部を100円にしています。夏価格のつもりですけど、月末に多寡を見て塩梅が良ければ続行します。駐車場に停めたと思って買ってください。

受給家族

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贋物

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移民対AI-日本残飯株式会社

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新しい小説を書こうとしてます。適度に頑張ります。

*1:1914年の桜島の大噴火。これで大隅半島とつながったという『にじのしずく』的大事件である。

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