とある会社に請求書を送るにあたり、去年の10月に郵便料金が値上げになったと知らず、封筒一本84円のところを82円切手で出してしまった。世間知らずでお恥ずかしい限りだ。普段郵便全然使わないからねえ。投函翌日、街角の「郵便料金が変わります」というポスターを見て「わー」と思った。
足りないとどうなるのかなと思って日本郵便のWEBサイトにアクセスしたら、いろいろごぢゃごぢゃ書いてあって、つまるところ「相手方に失礼にあたる」と明記されている。この「失礼」という文言が心にドシンときて、ぼくはもう、よよと崩れた。
送付先がぼくの住まいと同じ市の、知ってる人の会社(持っていってもいいくらい)だったので、すぐにLINEで「ごめんなさい、足りないです」と伝えた。すぐ返事が来て「届いてないよ」というので、自分ちの郵便受けをみたら、返送されていた。「足りないよ」という紙を貼られて。
封筒に貼られた82円切手は消印を突かれていないので、切手を2円足せば出せるわけだけど、それにしても、いろいろ考えた。
結論「郵便屋さんに迷惑をかけたなあ」
だって、結局その封筒は、ぼくが投函した近所のポストから管内の中央郵便局に集められ、「なんだよ足らんじゃん」と仕分けられ、封の裏に小さく書かれた差出人の家へ返送された。これは労力的にはほぼ配達と一緒である。*1
その後ぼくは返送された封筒を片手に郵便局に行く。で、カウンタの人に「足りないんで2円貼って送ってください」というと、局員は貼ってくれて「2円です」といって、ぼくは2円払う。その時レシートをもらうことになるんだけど、これだって紙代・インク代・電気代が掛かってるし、それに、2円を請求する局員の分給というか秒給というか……全部計算したら到底2円じゃ足らないだろう。
このひとたちは、まるっきり損ばかりしている。
ほんと申し訳ないことをした。
ごめんなさい。
でもまあ、郵便料金を値上げしたら、こんなもんぼくに限らず仰山いるとおもう。
注意しましょうね。
*1:いつも思う:送り先と差出人を逆に書いたら、意図したところにasdfghjkl