今日久し振りにセルフじゃないガソリンスタンドに入った。
ガス欠寸前で、いつものセルフに辿り着けるか怪しかったし、まあ今ガソリン安いからいいかな、と、たまたま通りかかったガソスタに入った。セルフじゃないところのお世話になるのは、7,8年ぶりくらいですかね。
そしたらガソリンスタンドのスタッフさんの応対の新鮮なこと。
らっしゃぁーい!
カードですか? 現金ですか?
窓拭いてよろしいですか?
きらきらした笑顔でいろんなことを言ってくる。
昔は当たり前の風景だったけど、セルフが長かったんで久しく拝みませんでした。
接客マニュアル通りなんでしょうけど、なんだか本当に歓迎されているような気がして、嬉しくなりました。
で、いろいろやってくれるついでに、タイヤの空気圧が気になっていたので、そのチェックをお願いすると、
他のもチェックしましょうか?
とのことで、足回りやエンジンルームを見てくれました。
そこですっかりぼくの素性はばれたようです。
「こいつは車に超絶無頓着な奴だ」、と。
実際そうなのです。
車だとかバイクだとかアサガオだとか、全く興味が無い。
走ればいいし、正直、今乗ってる車も壊れたら「もういいや」と思っている。ぼくの場合生活に絶対必要というわけではないから、どうしても普段から意識の蚊帳の外なのです。
調べてもらったら、案の定、あっちこっちひどすぎる、と。
いろいろヤバい点を並べてくれました。
一応、車検は通ってるんですけどね、なにしろ普段が普段ですから。
ぼくは車のことが分からないので、いろいろ言われるうちに怖くなりました。こんなので走っていたら、いつ爆発してもおかしくないのかもしれない、と。
で、「それ、全部修理したらいくらくらいかかりますか」と尋ねると、何万かの値段がつきました。ぼくは、担当の人が、久しぶりのノンセルフスタンド効果でとてもいい人に見えていたから、「んじゃそれでお願いします」と、修理の予約を入れたわけです。
安直だと思ったでしょ?
安直です。
はじめて入ったスタンドで、足元を見られたところもあると思います。
それで何万円も払うことになるという。
といいつつ、心のどこかに「そんなもんじゃないの?」と正当化するむきもある。
たとえば、車好きの人なら毎日のようにチェックをし、必要に応じてお金を掛けるでしょ? そういうのを三年くらい合計したら一体いくらくらいになるだろう。かたや、ぼくのような車無頓着人間が、三年間車を走らせるだけ走らせてガソリンしかあたえず、結果ぼろっちくなって後で多額の修理費を払う。両者のコストを比べると、最終的には同じくらいになるんじゃないでしょうか。まあ、車の寿命は前者の方が長いでしょうけど。
…分かっています。んなわけないよな。車好きな人に怒られそうなことを言いましたねm(_ _)m そもそも、物を大切にする心が 略
そういうわけで、今日の教訓をあなたがたとシェア。
- たまにはセルフじゃないスタンドにいって、いろいろ見てもらおう。定期健診みたいになるよ。
- そこで何か言われたら、スタッフさんの愛嬌にのせられて、新型コロナで停滞している経済をまわすつもりで、お金を使おう。あなた安全、くるま元気、ガソスタ喜ぶ。ほらみんな笑顔。
赤で書いたのはぼくの血です。血のにじむ体験を血書にしたためたのです。
以上です。
▼最近一番読まれています。なんでやろ。どうせなら新聞屋の魔法使いの方を読んでほしい。嵩があるのでね^^