アヲイ報◆愚痴とか落語とか小説とか。

創作に許しを求める私の瓦斯抜きブログ

WEBと若さと、もうおしまいの話。

がらくWEB制作も自分の業務の一つに組み入れていたが、今年いっぱいで廃止することにした。本業務じゃないし、だいたい客もついていない。前職の広告屋からお願いされて作っているという程度。客は実質その1軒で、売上構成比も極めて低い。

広告屋を辞める時に、ノウハウごと引き渡したつもりだったが、どうやらうまくいかなかったらしい。その会社では映像部門がWEBを兼務。引き継いだ奴は映像一辺倒で、ほかのことまで手が回らなくなったようである。まあ、解らんでも無い。映像とWEBをまるっと一人でやれっちゅうのが土台無理。

そんなわけだから、こっちとしても、甘い引き継ぎで辞めてしまって悪い気がしていたので、ヘルプを乞われたらいささか贖罪の気持ちで引き受けていた。

ところが近年、その会社が体制を変えるにあたり、実制作を減らして外注態勢に移行するという。ちゅうことは、私が罪滅ぼしの気持ちで手伝う理由は無くなる。

「今年いっぱいにすっか」

下請けになる気はないしね。けれども、後輩にいじらしく拝まれたら断れないなあと思っていた。

けれども決意の時が来た。

今年の春先からこのかた、めんどくさい通販がらみのWEB案件をずっといじっていた。これも贖罪業務の一貫である。まさに有終の美(?)をかざるかのような難解さ、めんどくささ。判らんことだらけ。ほぼほぼお手上げ。

「これ、ぼくもうムリだな」

ズバリ現実をつきつけられた。技術だけでなく、体力や精神力の問題もある。徹夜もできず、興味も湧かず。いろんな意味で自分がダメんなっていた。お金をもらえるほどの仕事ができなくなったと、自分ではっきり察した。

そんで、この案件を最後にWEBの廃業を決意した。

 

林があまりにもできない奴なので、前の会社の若い人(後輩・30歳・その案件の担当者)が、みようみまね&ネットを駆使し、WEBを独学しはじめた。いやはや、責任感かのびしろか、ズブの素人だったのが数日単位でぐいぐいできるようになっていく。10くらい若い人なのだが、若いうちの吸収は実にはやいなと感心した。

おもえば私がWEBを初めて学んだのは27くらいだった。最初はやや圧が掛かったやり方で頭に叩き込み、あとは実地経験。おかげで、とりあえず十数年WEBで喰えた。

何か新しいことを学び、それを活かして生きていこうと思ったら、やっぱり30歳くらいまでにある程度収めておく必要があると思う。もちろん、何かに挑戦することに時間の制限は無い。でも、一定の成功を収めようと思ったら、はやいうちじゃないと。世の成功者の伝記をみると、みな着手が早く、基礎を若年でおさえている。上岡龍太郎が以前「男26歳原点説」と言っていたが、そういうのは確かにあると思う。30では遅いかもしれないが、ま、ギリギリ他人様にお見せできるくらいの技芸を収められるのではないか。

その後輩が今WEBをひいひい言いながらやっているのが、彼女にとって技芸取得のぎりぎりセーフになればいいと思う。そしたら私も心残りなくWEBを廃業できる。そしてようやく、前の会社を完全に卒業することができるというものだ。

と言いつつ、いつまでも夢見るのを肯定するオハナシを一席。

ブレイブガールスープレックス

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