拝啓
朝夕過ごしやすくなってまいりました。皆様ご清祥のことと推察申し上げます。
さてこのたび、表題の件につきまして以下のツイートの運びとなりましたので、お知らせいたします。
出ました。岩〇文庫じゃありません。
— 小林アヲイ (@IrresponSister) 2018年9月7日
最後まで読めたら…すごいと思う。尊敬します。いろんな意味で^^;
グリーンボーイアッパータイム: 短編集
小林アヲイhttps://t.co/fkhbfeXkkn #KDP #amazon #kindle #小説 #短編集 pic.twitter.com/x9Ik3DVJBM
ええ。表紙は見たまんま、岩〇文庫のパク…オマージュです。丸きり同じになるのもアレなので、斜めにしたり、右隅にハンコをついたり、そんなことをしています。
作品の主旨は表紙に書いた通りですが、まあ、改めて言いますと、以下の通りです。
かつて著者が純文学的作風を追及し、二〇一五年あたりにエンタメに転向するまでに執筆した作品で、特に味付けの濃い物を集めた作品集。
「文体や形式は、奔放なストーリーをどこまで制御しうるか」
小説作法の完全性を信じて挑み続け、結果としてエンタメに舵を切った著者の、最後の信仰告白である。
重いようでいて悪フザケ全開な感じね。
収録作品はこういう面子。
- 電話
全編モノローグの実験創作的短編。気になる女性からの電話をひたすら待ち続ける男の妄想と煩悶を、ねばっこく描く。 - Key to the highway
同名のブルースにインスピレーションを得て書かれた中編。噂の街を目指して車を走らせる男と女。二人の孤独な過去には意外な共通点があった。著者がもっともベケットを意識して書いた作品。 - 対話篇パブリテス
強く生きるとはどういうことなのか思い悩む商人パブリテス。彼の問いに答えるべく「強者の知恵」を説く師・オウニポテレス。一つの理念の解剖を、ギリシャ古典にならい、師と弟子の対話形式で展開する。
以下にあとがきから少々抜粋。
・・・本作は私が二〇一五年にエンタメ路線に足を踏み入れる前に書き上げた三作で構成されています。(中略)当時の私はサミュエル・ベケットの文体(邦訳)に憧れ、無改行の作品ばかり書き、同人を辟易させておりました。こんにち巷には「ハルキモドキ」が氾濫していますが、おそらく彼らも周囲を辟易させていることでしょう。芸事はしばしば真似から入ると言いますが、その周辺には多くの「迷惑」がほとばしっているものです・・・
言動にちと悪意あるね。
本作は、正直いって、過去作をチョイ直しして、表紙だけ新規にこさえてヨッコラショ…というだけなので、あまり大々的に「出ぇ来たよー」「読ぉんでー」という心持ちではありません。おまけに、文体等非常に読みにくいこと請け合いです。あんまり「どうぞどうぞ」とおススメしようとは思いません。とくに「ブレイブガールスープレックス」や「無責任姉妹」で私をご承知の方は、一体どのような感慨を催されるか…ちょっと怖い(嫌いにならないでくださいね…)。
ま、人にはいろんな側面があるということで、それでもよろしければ、はい。
つきましては無料キャンペーンを行います。
#kindle #電子書籍 無料キャンペーンのお知らせ
— 小林アヲイ (@IrresponSister) 2018年9月12日
・書籍:グリーンボーイ・アッパータイム
・期間:2018年9月13日16時~未定
どうぞ持っていってください(^^)ゞhttps://t.co/empzBq0Vxg pic.twitter.com/6bsM5fJsJt
ま、出版に際しまして 過日、出版記念パーチイをK市内某居酒屋にて開催、盛会のうちに終了いたしました。その様子を写真には収めておりませんが、まあ、需要は無いでしょう。なにせひとりでしたから写真の撮りようがございませんでした。…ってこれ、前記事そのまんまコピペやないかいと、ツッコんでください。
ってこれ、前記事そのまんまコピペやないかいと、再々ツッコんでください。
以上、ご報告申し上げます。
表紙が違う? いろいろあったんだよ。