前記事(個人出版の極致? Amazon POD 事始め(汗))で触れたように、PODとkindleの紐づけができなかったことについてPOD屋さんにメールで問い合わせた。そしたら一つの解決が導かれたので、それをここに記念に記しておく。
どんな話だったかおさらいしよう……既刊KDPと同POD本は、KDPと自動で紐づけられるんだろうと思いこんでいた私は、何の手続きもせずに「申請ボタン」をポチっとした。そしたらPODは新しいASINを割り当てられ、既刊KDPとまったく別個の本になった、という話である。
この電子版は放っておいてもちょくちょく落してもらえる私の中の売れ筋なので、紐づけは絶対必須であった。それがリンクしないというのは一大事なのである。
本を登録する時に、既刊のASINをサイトのどこに入力するのか。POD屋さんのページを見ると、書籍登録画面に「流通支援云々」というボタンがあって、これをおすと「有償ですがやりますか」という確認画面が出る。んで、これを払うと、ISBN取得やカテゴリ・分類の入力項目があらわれ、くわえて「kindleリンク」というASINを入力する欄がでる。つまりこの欄はお金を払わないと開かれない。
それをすっかり判らないで(というより気付きもしないで)申請してしまったから「あちゃあ」となったのだ。「あちゃあ」といったこのタイミングをAとしよう。
藁をもすがる思いでPOD屋さんに「なんとかなりませんかね」とメールで問い合わせた。もうASINができてしまっているから無理かなあと思った。最悪出し直しかな、とも。
ところがPOD屋さん、実にあっさりと
kindle版のASINを送ってください。
「え?」
で、送ってた。
するとすぐに返信が来て(このPOD屋さんは返信が早い!)。
しばらくすると反映します。
「そうなの?」
で、数時間後、見事に反映したのだった。
めでたしめでたし……。
ぶっちゃけいうと、めでたいのは半分だ。
実は上述Aのタイミングで「無責任姉妹①」のPODを申請した。この時点のことだから、私はピュアに「PODは有償設定じゃないとKindleリンクできない」と思い込んでいるわけである。だからお金を払った。別にそんなに欲しくも無いISBNも取得した。ISBNなんて、PODでしか出版しない人ならいざ知らず、KDPのSEOをそこそこやってるなら、別にいらない(と思う)。
つまり私はkindleリンクのためだけに金を払ったのである。
その後、POD屋さんとやりとりがあり、紐づけができて「はぁ?」となった。
サイトを何度も見直して確かめた。けどやっぱり、既刊ASINの入力をするには、有償のページにすすまないと、欄自体が無い。これってつまり、ISBNのいらないKDPプレイヤーはイチイチメールでお願いしないということだろうか。
★2018/06/23追記:現在登録ページではkindleリンクの欄が設置されている。ありがたいことです。
解決したからまあいいですけど。
いずれにしても、私のPOD屋さんはとても対応がはやい。これはすばらしみ。
以上報告でした。