インターネット上にかくも小説創作者の世界が広がっているとは思ってもいなかった。
電子書籍に投稿サイト。あとはよく分からない賑やかし。
それぞれだけど、みんな好きなんだな。
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最初だから自己紹介をしよう
わたしは大学時代から小説の真似事をはじめた。
とくに好きな作家はおらず、文体やジャンルも決まっていない。
今も昔もこだわりはない。
いやむしろ、こだわらないことにこだわっていると言ってもいい。何かにこだわると、独りよがりになりそうで。
でも一旦書き出せば、自分自身に批判の目を向けることにはこだわる。一字一句に徹底的にケチをつける。そうやって自分の作品を研いでいく。
投稿サイトなど覗いてみると、多くの作品が設定のト書きみたいで、物語が流れていないなと思うことがある。
これには理由が二つあるだろう。
- こだわり不足(=こだわったつもりタイプ)。設定ばかりでストーリーが空っぽ。にもかかわらず書いていてそれを疑問に感じるほどの想像力が無いから物語に血が通わない。
- 内容にこだわり過ぎて文章力が追いつかず、「シンプルイズベスト」とかいって下手さを誤魔化している。内容にあった文章でないと、せっかくのプロットも台無しに。
このいずれかだ。
わたしも人のことは云えない。そうならないように書いていこうと思っている。
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ええと……自己紹介になってないな。こだわりが足らんかった。